プーチン大統領・ロシア政権によるウクライナへの武力侵攻反対! ロシア軍は即時撤退を! (2022年3月20日)

合唱団白樺は、3月20日に開いた2022年定期総会で、3月8日の運営委員会声明を、表現を若干修正の上合唱団声明として採択しました。

プーチン大統領・ロシア政権によるウクライナへの武力侵攻反対! ロシア軍は即時撤退を!

 2022年2月21日、プーチン大統領はウクライナ東部の親ロシア派支配地域が宣言した「独立」を、国際法を無視して承認し、「平和維持」の名目でロシア軍のウクライナへの派兵を命じました。

 24日には私たちの願いもとどかず、ウクライナへ軍事侵攻が開始され、空爆、ミサイルなどの戦争行為が現実のものとなってしまい、ウクライナ各地で戦争被害が生じ、平和に暮らしていたウクライナの人々の生活を奪い、命を奪っています。プーチン大統領・ロシア政権の行為は絶対に許されるものではありません。ロシアの多くの人たちの意思とも相容れないものと確信します。

 3月2日の国連総会緊急特別会合において、ウクライナでの武力行使停止、軍の「即時、完全、無条件撤退」をロシアに求める非難決議が参加181ケ国のうち141の国が賛成し、採択されました。世界は「STOP WAR」・「NO WAR」で満ち溢れています。しかしプーチン大統領は核兵器使用をちらつかせ、世界を脅し、ウクライナへの侵攻を続けています。

 合唱団白樺は1950年の創立以来71年、ロシア、ウクライナそしてユーラシアの各国の歌・踊りを私たちのものとして歌い、踊ってきました。ロシア民謡の「ステンカラージン」、「ヴォルガの舟曳き歌」、ウクライナ民謡の「広きドニエプルの嵐」、「バンドゥーラに寄せて」などあげればきりがないほどロシア・ウクライナの歌を歌ってきました。これらの歌を歌い続けていく私たちにとって平和でなければなりません。両国の関係は平和でなければなりません。戦争が長引くことはウクライナの人たちを苦しめるだけでなく、今まで両国間で友好的な関係を築いていた善意あるロシアの人たちをも苦しめます。悲しいです。悔しいです。一刻も早く戦争が終わることを願います。ウクライナの人たちが平穏に暮らせる時が来ることを願います。

2022年3月20日

合唱団白樺

 声明のpdf版