Update 2000.09.08
 
【合唱団白樺 創立50周年記念演奏会まで…】
●第45回定期演奏会が始まる前から
 「50周年はぜひ、上野にある東京文化会館で!」の声が団内で出まわり始めて3、4年くらいたつ。 
 「30周年記念演奏会」はその会場から人が溢れ出し、翌日新聞に入場できなかった方々へお詫びのメッセージを載せたほど。 

 今度は50周年だから…もっとすごいか、それとも20年たってその頃の盛り上がりはもうなくなっているか…。 
 古くからの団員はそのときの情熱がよみがえり熱くなり、未体験団員はなぜか、わくわくドキドキ。 

 ここ4,5年の白樺は、1,800人の新宿文化センター大ホールをほぼ埋め尽くす。舞台から見ると圧倒されそうだ。  
 そしてリニューアルした東京文化会館は、新宿文化を500人上回り、2,300人が収容できる。 
 幕が上がる瞬間のその不安と期待の入り混じった感覚がたまらないが、「50周年」では果たしてどうだろうか…。 

 実際に担当者が東京文化会館に働きかけたのが、1998年後半。
 
●東京文化会館が取れた!
 このBigNewsで白樺の団内が一斉に沸いたのが1999年X月…。会場手配の実行部隊はひとまず安堵。

 団員でただひとり、某住職さんだけは9月23日はなんかあったと思ったら彼岸でしたネ、弱ったな〜」と一言。 
 (ゴメンナサイ、Sさん!企画部員も実行委員も誰も気づきませんでした…)
 
 
●50周年記念団員を募集する
 2000年1月から50周年記念合唱団を結成するために、まず選曲は5月にほぼ決まった。 

 「果たしてどれくらいの人が応募してくれるだろうか、こんな大曲ばかりを選曲して本当に大丈夫だろうか…」 
  
 一抹の不安を抱きならがも、客演指揮者の及川先生にお願いに上がった。 
 そして快くOKがもらえたのはX月頃。「よかった〜♪」 

 1999年11月19日、第45回定期演奏会で運営委員長が最後の挨拶に50周年記念団員の募集を呼びかけた。 
 必死の呼びかけが効を奏したか、終わってすぐに入団希望者が数名いた。嬉しい!! 
 (さすが、運営委員長!! あなたはエライ!) 
 
●エイゼンに会えた!
 50周年記念演奏会、超Bigゲストの「アルトゥール・エイゼン氏」
 ほかにもBigな有名人を候補に上げていた。なんだかとても夢のような企画だった・・・

 1999年10月、アルトゥール・エイゼン氏が公演のため来日していた。ここぞとばかり委員長や担当者「いざ、出陣!」
 その後、何度かお会いして見事、交渉成立!
 当初は「無理かもしれない」という雰囲気が半分以上だったが、ただの夢で終わらずに現実のものとなった。
 交渉担当者の努力と熱意が報われる。
 
●50周年記念合唱の練習開始!
 2000年1月9日(練習初日)、団員は驚いた。応募なんてせいぜい20人くらいだろう…と思っていたら
 なんと40人以上!それが、毎回徐々に人数が増え、今では約60人以上になる。
 受け付け要員もテンテコ舞い。「私達も歌いたいよぉ」と言ったかどうか…。

 当初の「もし人が集まらなかったら…」なんて悩んでいたのが嘘のよう。
 やはり白樺のOBがたくさん戻ってきてくれている。中には40年ぶりの人もいたり、遠路はるばる長野から来たり…。
 それ以外にも、このページを見て参加してくれた人も何人かいる。
 (みなさま、本当にありがとうございます) m(_ _)m

 白樺団員と合わせると120名を超える。嬉しい反面、練習会場が狭くて納まりきれないのが悩み。
 会場取りの担当者は、嬉しいが本当に悲鳴を上げている。

 人数が増えるとそれだけで活気が沸く。大曲「ダッタン人の踊り」も徐々にこなれてきたゾ♪
 8月合宿、ほぼ全員揃っての練習。熱気ムンムン!ロシア民謡メドレー、イイ感じ♪
 9月7日、いよいよ曲を通しての練習。「ダッタン人の踊り」ってやっぱり難しい…
 
●舞踊
 いつも演奏会の「華」となる舞踊。女性だけの「プリント」は布を使った華やかな踊り。
 そして、大勢でにぎやかな「小川に沿って」。今年も大車輪が見事決まるでしょうか!
 
●チラシ/プログラム作り
 チラシ作りはいつもモメるのが白樺流。デザイン画、キャッチコピー、いろんなアイデアが出過ぎてまとまりません。 
 今年のチラシは真っ赤な縁取りのド派手なもの。「…50周年らしい…」

 研究部はプログラムの解説を書き、印刷しなければなりません。今年のように曲数が多いときは特に面倒です。 
 8月合宿、「宿題できた?」「まだ。もうちょっと待って…」と、研究部では、まるで小学生の会話が飛び交っていました。
 いよいよ9月、この後に及んで企画演出部から「曲順を変えたいんだ…」(^^;;
 (研究部)「プログラム、間に合わないよぉ〜!!早く決めてよ〜」(>。<)
 
●衣装作り
 衣装部は新人団員の衣装を整えるのも一苦労。新しく作るときもあれば、OBに衣装を借りたりします。
 サイズの合う人がなかなか見つからないのです…。
 そして、今年は50周年を記念して「新衣装」を作成♪デザインを決めるまでがさぁ大変!!(特に女性は…)
 8月31日、ようやく女性の新しい衣装が出来あがってきました。(衣装部のみなさん、お疲れさまでした)
 
●舞台裏の人々
 50周年ということで今まで舞台を裏で支えていたOBのほとんどが舞台にのる。 
 それでは、誰が舞台裏を支えてくれるのでしょう!? 
 当日の要員は大勢必要。会場整理、事業品(CDや楽譜)販売、舞台設置、お弁当や託児所、花束打ち上げ会場の手配…。 
 そして全てのスタッフをまとめる人。 
 今年の演奏会の最大の問題は、裏方サンをどうやって集めるか…。
 
 本当に頭が痛いです。→頼りになる助っ人登場!フTV若狭プロデューサ!!

 平台等舞台の準備、照明、カメラマン、ビデオマン、CD録音…OK!スタッフの皆さん、本番よろしくお願いします!!
 演出もバッチリ!!9月6日会場との打ち合わせでほぼ決まり!
 
●ゲネプロ いよいよ近づいてきました…
 エイゼンさんに早く会いたいなぁ
 司会の青柳さんのトークはどんなかなぁ…
 全曲暗譜、大丈夫かなぁ(すごく心配)